Brad Ascalon
Focused on craftsmanship, materials and longevity
ブラッド・アスカロンは自身の手法を、還元的と表現、コンセプトに見合ったフォルムや機能を追求し、シンプルで合理的なデザインを創り上げています。
1977年、米国に生まれたデザイナー。彼のアートやデザインへの関心は早くから芽生えました。祖父は、著名な彫刻家でインダストリアルデザイナーのモーリス・アスカロン、父親は個人所有の空間や公共空間に大掛かりなインスタレーションを北米各地で展開する著名アーティストのデイヴィッド・アスカロン。作品に見られるクラフトマンシップ、素材、耐久性、質へのこだわりはこの二人から受け継いでいると言えます。
2005年、ニューヨークのプラット・インスティテュートで、インダストリアルデザインの修士号を取得しました。同年、Wallpaper誌が世界中の才能ある新進デザイナーを選出する、「Ten Most Wanted」で大きな注目を集めます。
2006年、自分の名を社名にしたデザインスタジオをニューヨークに開設し、コントラクト及び一般市場向けの家具デザインを軸に活動を開始。
家具の他にも、照明、パッケージ、その他の消費者製品の開発にも取り組んでいます。
自身のデザインアプローチについては、還元的と表現しています。コンセプトに見合った、フォルムや機能を創り上げるためにシンプルで合理的なデザインを常に追求。
その手法は同時に戦略的で抒情的、無駄のないコンポジションは周囲に容易に適合するほか、印象的な空間づくりにも貢献しています。
クラフトマンシップと長い製品寿命を自身のデザインの中核に据えており、製品を長い視点でとらえ、それを基本に時代のトレンドよりも、時を超えた価値観や技術を優先しています。温もりのある伝統的な素材を好んで使用。特に木材を好み、その資質の限界に挑み新しい魅力や使い方を常に探求しています。
新進のデザイナーとして注目を集める、ブラッド・アスカロン。その作品はミラノ、パリ、ロンドン、ケルン、ストックホルム、ニューヨーク、シカゴ、ロサンジェルス、広州と世界各地で展示されています。
特に2013年のモスクワ・デザイナーズウィークでは米国デザイナー代表としてインスタレーションを依頼されています。
アスカロンは、カール・ハンセン&サンと協働で、2018年椅子とテーブルからなるプレルディアシリーズを発表。
クリーンなラインとモダンデザインでバリエーション豊富なモダン空間デザイン可能にする家具シリーズとなっています。
Our designers
カール・ハンセン&サンの製品を選ぶことは、単に家具を買うことと同義ではありません。それは、美しく磨き抜かれたクラフトマンシップの長く誇り高い伝統の一部になることなのです。私たちはハンス J. ウェグナーのデザインを世界で最も多く製作する家具メーカーであるとともに、アルネ・ヤコブセン、ボーエ・モーエンセン、オーレ・ヴァンシャー、コーア・クリント、ポール・ケアホルム、ボディル・ケア、安藤忠雄など、名だたる家具デザインの巨匠たちの作品も製作しています。100年以上にわたる豊かな歴史を誇るカール・ハンセン&サンは、デンマークデザインを代表する家具を世界中で販売しています。