Tabletops with veneer
MAINTENANCE & CARE
突板製の天板は、芯材となる硬質繊維板の両面に薄い突板を張り付け製作されます。この構造により、突板製の天板は、無垢材の天板のように湿気の影響は大きく受けません。突板の厚さは木の種類により異なりますが、約0.5mm程度です。色調、木目ともに調和のとれた天板を製作するため、一枚の天板に使用される突板は同じ丸太から剥いだものが使用されます。
日常のクリーニングとお手入れ:オイル仕上げの突板製天板
日常のクリーニングは、ぬるま湯に浸し、よく絞った柔らかい布で拭いてください。住居用洗剤や化学薬品は絶対に使用しないでください。
突板製の天板も無垢板製の天板と同じようにオイルを塗布し、木部をリフレッシュすることが可能です。定期的にオイルを塗布することをお勧めしますが、頻度は使用している環境によって異なります。突板は非常に薄いため、研磨用のスポンジや紙やすりでの作業は十分に気を付けて行ってください。
日常のクリーニングとお手入れ:ラッカー仕上げの突板製天板
日常のクリーニングは、ぬるま湯に浸し、よく絞った柔らかい布で拭いてください。住居用洗剤や化学薬品は絶対に使用しないでください。
ラッカー仕上げの天板は、オイルで仕上げた天板と違い、簡単に表面をリフレッシュしたり、傷に対処したりすることができません。大きな跡がついたり、傷がついた場合は専門業者に相談し、修理を依頼することをお勧めします。
特記事項
一枚の天板には同じ丸太から剥いだ突板が使用されますが、それでも色調の違いが出ることがあります。ごく小さな節やユニークな木目は自然素材である木材の特質です。
日光は木材の色に大きな影響を及ぼします。天板の同じスポットに、花瓶やキャンドルスタンドなどを長期間放置すると、その部分だけ跡になり他の部分と色が変わってきます。この跡は取り除くことが難しいので、十分にご注意ください。
スチールウール、研磨剤、又は研磨剤入りの洗剤は突板製の天板には絶対に使用しないでください。
熱いもの、湿気を帯びたものは絶対に直接天板の上に置かないでください。
カール・ハンセン&サンの製品を選ぶことは、単に家具を買うことと同義ではありません。それは、美しく磨き抜かれたクラフトマンシップの長く誇り高い伝統の一部になることなのです。私たちはハンス J. ウェグナーのデザインを世界で最も多く製作する家具メーカーであるとともに、アルネ・ヤコブセン、ボーエ・モーエンセン、オーレ・ヴァンシャー、コーア・クリント、ポール・ケアホルム、ボディル・ケア、安藤忠雄など、名だたる家具デザインの巨匠たちの作品も製作しています。100年以上にわたる豊かな歴史を誇るカール・ハンセン&サンは、デンマークデザインを代表する家具を世界中で販売しています。