Textiles
MAINTENANCE & CARE
家具の張地として、各種様々なファブリックを使用しており、デンマークを代表するテキスタイルメーカーから供給されています。住宅や公共施設といった要所に合わせ、それに見合った特性を持った製品を選択しています。耐久性、耐摩耗性、そして機能を重視し、規格にそった試験をクリアしたファブリックを使用しています。
張地を長く、きれいにお使いいただくには、定期的なお手入れが不可欠です。また家具に付着したチリや埃は室内環境にも影響します。
日常のクリーニングとお手入れ
少なくとも週に1度の頻度で掃除機をかけることをお勧めします。置きクッションは時折場所を入れ替えてください。均等に使用されることで一部のクッションだけが早く摩耗することを防げます。
Polydunを使用したクッションは、時折軽くたたいてクッション材を均一にし、形状を整えてください。(詳細は羽毛/羽入りのクッションの項をご参照ください。)
特別なクリーニング:シミの除去
あらゆるシミや汚れに当てはまりますが、すぐに対応することがきれいに除去するカギとなります。
液体をこぼした場合、きれいな布でできるだけ早く拭き取ります。油性の汚れでなければ、ぬるま湯または中性洗剤溶液に浸け、固く絞ったきれいな布、またはスポンジでたたくことでシミを落とすことが可能です。その際ファブリックをびしょびょに濡らさないことが大切です。汚れがファブリックの中に浸透してしまうことがあります。作業はシミの周辺から落とし始め、次第に中央部分に行くように進めてください。
油性の汚れついては、汚れに適したクリーナーをご使用ください。目立たない場所でまずはテストしてから使用することをお勧めします。こびりついた汚れは、粘着物をできるだけ除去してからクリーニングに取り掛かります。粘着物が乾燥している場合には、まず掃除機でできるだけ付着した汚れを取り除いてください。
ファブリックを強くこすらないよう注意してください。ファブリックの表面や色を傷める恐れがあります。
湿った布で拭いたとあとはファブリックをよく乾燥させてから、家具を使用してください。マイクロファイバーの場合は跡が残らないように、注意深くドライヤーを軽くかけることをお勧めします。
複数の汚れや大きな汚れに対処するには、特別なクリーニング方法と技術が必要です。ご自身で対処する前に、専門業者に相談することをお勧めします。スチームクリーナーは絶対に使用しないでください。
特記事項
張地を用いた家具は日光が直接当たる場所や、ストーブやラジエーターなどの暖房器具の近くを避けて配置してください。また、溶剤は張地の下にあるクッション材を傷める恐れがあります、絶対に使用しないでください。同様に強い洗剤原液、漂白剤、アンモニアや硬い表面のファブリック用の洗剤も張地には使用しないでください。
カール・ハンセン&サンの製品を選ぶことは、単に家具を買うことと同義ではありません。それは、美しく磨き抜かれたクラフトマンシップの長く誇り高い伝統の一部になることなのです。私たちはハンス J. ウェグナーのデザインを世界で最も多く製作する家具メーカーであるとともに、アルネ・ヤコブセン、ボーエ・モーエンセン、オーレ・ヴァンシャー、コーア・クリント、ポール・ケアホルム、ボディル・ケア、安藤忠雄など、名だたる家具デザインの巨匠たちの作品も製作しています。100年以上にわたる豊かな歴史を誇るカール・ハンセン&サンは、デンマークデザインを代表する家具を世界中で販売しています。