ミニマリズムの新たな解釈

伝統的なクラフトマンシップを愛し、木材を素材として好んだボーエ・モーエンセンは、シンプルで時代を超越する、機能的な家具をデザインする才能で知られていました。使い勝手の良いBM0488テーブルベンチのロングバージョンは、当初1958年にデザインされ、モーエンセンの「建設家具」のコンセプトの一環として発表されました。このコンセプトは、刻々と変化するインテリアデザインのニーズに合う、多機能で耐久性に優れた家具を作り出すことをビジョンとしていました。BM0489テーブルベンチでは、そのオリジナルのデザインを再解釈し、籐に代えて二重平織りのFSC認証のペーパーコードを採用することで、新鮮でオーガニックな外観を生み出しました。カール・ハンセン＆サンは、70年以上にわたりペーパーコードを扱ってきました。テーブルベンチを一点仕上げるには、経験豊富な職人が、335メートルのペーパーコードを6時間かけて織り上げます。新たな解釈から生まれたボーエ・モーエンセンのテーブルベンチには、美しい丸みのあるオーク材としっかりと織られたペーパーコードという2つのオーガニックな素材の、エレガントな相互作用が感じられます。BM0489には、ロングバージョンのBM0489LとショートバージョンのBM0489Sがあります。