美しいディテールに映える職人技巧
ハンス J. ウェグナーのラウンジチェア CH22は、カール・ハンセン&サンにより2016年、数十年の年月を経て生産が再開された復刻モデル。アームレストの形状、ペーパーコードを施した座面、そして印象的な成形合板製の背もたれ。随所にウェグナーデザインならではの特徴が見られる椅子となっています。そして、背に施された木製の楕円形の埋木。ウェグナーならではの印象的な意匠です。また、優れた職人の技も各所に見ることができます。座面フレームのコーナーに施されたフィンガージョイント、前脚の接合に用いられた木製の楔。フレームと別素材を用い美しいコントラストを創り出しています。 組立、仕上げ、そして座面のペーパーコード張り。今日生産機器こそ近代化されましたが、1950年にカール・ハンセン&サンでウェグナーが試作品を製作した当時と同じように今でも製作されています。 ラウンジチェア CH22は、ウェグナーがカール・ハンセン&サンに初めてデザインした、椅子コレクションの一つとして発表されました。いずれの椅子もデニッシュモダンのアイコンとして高い評価を受けています。
他のバリエーション
カール・ハンセン&サンの製品を選ぶことは、単に家具を買うことと同義ではありません。それは、美しく磨き抜かれたクラフトマンシップの長く誇り高い伝統の一部になることなのです。私たちはハンス J. ウェグナーのデザインを世界で最も多く製作する家具メーカーであるとともに、アルネ・ヤコブセン、ボーエ・モーエンセン、オーレ・ヴァンシャー、コーア・クリント、ポール・ケアホルム、ボディル・ケア、安藤忠雄など、名だたる家具デザインの巨匠たちの作品も製作しています。100年以上にわたる豊かな歴史を誇るカール・ハンセン&サンは、デンマークデザインを代表する家具を世界中で販売しています。